Alfonso Sirica（アルフォンソシリカ）リネンナイロンホップサック4Bダブルジャケット 19A019 17041202142

『リネンと思えないしなやかさがあります。』

ナポリ発のフルハンドメイドファクトリーで知られるAlfonso Sirica（アルフォンソシリカ）。

モダンでシャープなスタイルを標榜するsalottoとしてはコテっとしたナポリスタイルはややトゥーマッチかな・・・ということで、南イタリアの香りを残しつつ洗練されたルックスに見えるよう、4Bタイプのダブルブレスト且つラペルはシングルステッチをチョイス。
Vゾーンの開き具合はもちろん肩から腕にかけての膨らみと絞り、ワイドなラペルが生み出す存在感に負けないトータルバランスは流石の一言です。

春夏シーズンに最適なリネンホップサックは張りが出過ぎないようややざっくりと織り上げており、動作に合わせて動く絶妙な“しなり”が持ち味。
そもそも立体的で人体構造に沿った仕立てがなされているAlfonso Siricaなので着心地は抜群ですが、リネンでこの風合いはとても珍しく、素晴らしいジャケットをご用意できたな・・・と考えています。

2パッチ4B、サイドベンツ、ラペル巾13cm、袖アンフィニッシュド(本切羽・開き見せなどの釦付け修理が必要)です。

(画像のスタッフは182cm、76kgで48サイズを着用しています。)

・モデル：4Bダブル / ラペルシングルステッチ

・ファブリック：リネン95％　ナイロン5％
・グレージュとベージュの糸を用いた奥行きのある見え方
・ややざっくりとしたホップサック/バスケット調の組織
・ドライタッチ
・フロント4ボタン・腰パッチポケット・胸バルカポケット・内ポケット胸左右、裾左
・ラペル巾：13cm
・袖：アンフィニッシュド(本切羽・開き見せなどの釦付け修理が必要)

STAFF Voice

お店に並べたい気持ちと自分が着たいという気持ちが同居してオーダー、個人買いしてしまったのがこの一着。
本当のホップサックのようなザックリとしたボリューム感がありながらも、着込むと徐々に柔らかくしなやかになってきて、エイジングも楽しめるな…という長く愛せるアイテムとなりそうです。

スタッフ　岩佐

リネンといえば夏の定番でして、清涼感を感じさせるナチュラルファブリックの一番手・・・ですが、こちらはちょっと毛色が違いますね。ざっくりとしたホップサック調の組織でして、カジュアル感を強く感じさせるファブリックです。
ただ、カジュアルというのは生地単体で見た話でして、Alfonso Siricaの仕立てに載るととてもムーディーでエレガント。
4Bというのも素敵なスタイルですし、体格がスマートに見えるよう縦のラインが意識されているのも◎です。

スタッフ　西出

コーディネートサンプル

ジャケット：Alfonso Sirica
シャツ：Maria Santangelo
ネクタイ：Atto Vannucci
パンツ：INCOTEX
靴：F.LLI Giacometti
ベルト：Andrea Greco
鞄：Cisei

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※別窓でひらきます

サイズ

	着丈	肩幅	袖丈	胸囲	ウエスト
44	71	41	62	101	88
46	72	42	63	105	92
48	73	43	64	109	96
50	74	44	65	113	100

※単位はcmです。　詳しいサイズはコチラ

商品番号	17041202142
展開レーベル	salotto
モデル	19A019
販売価格	¥262,000 ＋ tax
シーズン	春 / 夏
素材	表地：リネン95％　ナイロン5％裏地：キュプラ100％袖裏：キュプラ100％
生産国	イタリア

【修理希望のお客様へ】
修理希望のお客様はコチラのページより、希望の修理方法を一緒にカートに入れてご注文ください。
※修理が必要な場合のみご注文ください。ご注文が無ければ未修理にて発送致します。

ブランド

Alfonso Sirica/アルフォンソシリカ

「全ての服は型紙と裁断で決まる」と語るSirica氏は、たっぷりと時間をかけ丁寧に一枚一枚裁断をし、その後芯据えの過程でも再び型紙を置き「ズレ」を修正。型紙を重要視し、ナポリのサルトでは極めて稀なCADも導入。故に彼の作る既成のジャケット・スーツは個体差が驚くほど少ないとの評判を得ている。
もちろん彼のジャケット・スーツは地縫いの箇所以外は全てハンド仕上げである。
実際にジャケットを見ると、その一針一針に気持ちを込め時間をかけ、とにかく丁寧に縫っているのが窺える。
故に彼のジャケット・スーツからはいわゆる「ナポリ臭さ」がさほど感じられない。それが彼の美学だからだ。また、特別リクエストをしたわけでもないのに3mmの玉縁を仕上げてくるエレガントな感性を持った人物でもある。
また、組下パンツはパンタロナイオに外注するのがサルトの常識ではあるが、「全ては自分の目の届く場所で」の信念の基、組下パンツまでも全工程自社工房で生産している。
技ではないが、彼のジャケットは一枚仕立ての後身頃から成る（背中心を割っておらず、折りたたんで背中心の縫い目を作る）特に大きい格子の場合、柄がズレるのを防ぐ為に彼が生み出したアイデアである。そこにも彼の繊細な性格が表れている。
程よく小さなアームホール、主張しすぎないマニカ・カミーチャ、緩やかにカーブしたゴージライン、美しくラインを描き「逃げる」前身、抜群の着心地。彼の目指した「目立たないエレガントなジャケット・スーツ」がここにある。

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