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「そうだスーツ、着よう。」でお馴染み？最近動画のコメント欄が凄く気になる田野です。

ちょくちょくいくつかの動画に出演させて頂く機会があるのですが、さすがに僕の様な無名の素人には誹謗中傷レベルのコメントはないのですが、それでも軽いネガティブなコメントを頂いたりすると、やっぱり気になりますし、気持ちが凹んだりしてしまいます(汗)

最近ネット上で匿名での誹謗中傷の書き込みが問題視されて社会問題にまで発展していますが、僕自身無責任に「そんなの気にしなければいいのに・・・」と思っていました。

そんな単純な話でもないですね。

僕の様なちょっとした軽いレベルですら気になって凹むのに、ましてや顔の見えない数多くの方から心ない罵詈雑言を並べ立てられると健全な精神を保つことはかなり難しいと思います。

もちろんそんなの意に介さない！という強い精神の持ち主もおられるかと思いますが、そうでない方の方がやっぱり多いと思いますので、心ない誹謗中傷、絶対にやめましょうね(願)

ということで今回の「そうだスーツ、着よう。」はい、そうなんです、またまた弊社の動画コンテンツ"guji network!"に出演させて頂きましたので、その模様をまたご紹介させて頂きたいと思います。

前回の動画は「そうだスーツ、着よう。」THE MOVIE！今回は何と！？

そんなにビックリネタでもないのですが、いつもはSTAFF向けにシーズン商品説明会を社内で集まって、バイヤーがテーマだったり、お勧めブランドやコーディネートなんかを説明します。

それを今回は動画にてSTAFFのみならず皆さんにもご覧いただこうという、その名も「2020秋冬 salotto di guji商品説明会」THE MOVIE！

今回は全体のトレンド感がドレスクロージングにおいて明確なものが少ないので、独自にもうけた4つのキーワードに沿って説明を進めていきました。

まず1つめのキーワード"STYLISH STANDARD"

STYLISH STANDARD・・・いい響きです。もし今もこのコンセプトが継続していたら本当に"パクって"しまって申し訳ございません。

僕がgujiを始める前にお世話になっていたSHIPSの当時のコンセプト。

要は前回の「そうだスーツ、着よう。」THE MOVIE！でもしつこいくらいに申し上げた、極めてシンプル、でも細部にまで拘りが行き届いた、お洒落なというよりはスタイリッシュで粋な着こなし。

ドレスクロージングにおいて明確なトレンドが少ないと申し上げましたが、コーディネートにおいてはあまり盛りすぎない、引き算の合わせが今のトレンドです。
スーツはRING JACKETのLoro Piana FOUR SEASON'Sの新色ネイビーストライプにブルーのドレスシャツ、ネクタイは少しだけ色艶をプラスしたサテン地にボタニカルジャガードを合わせました。

実はまだ入荷が完全ではないのでご紹介出来ませんでしたが、今年らしく少し綺麗な差し色を使ったストライプタイなんか合わせてもいいと思います。

2つ目のキーワード"モノトーン"

ここ数年盛り上がりを見せているモノトーンのトレンドはドレスクロージングにおいても継続中どころか、定番化しつつある感じがします。

ビジネススーツでは小物以外あまり使われなかったブラック、TPOをわきまえた上で是非取り入れられては如何でしょう。

今年の秋冬の特選素材FOX BROTHERSのフランネルはラムズウールを使った550gというヘビーウエイトです。

時代に逆行したこの生地こそ男のロマンですね。

ちなみにこの収録の時の僕と岩佐のスタイルも事前に打ち合わせしなかったのに、ブラックを取り入れたスーツスタイル。

こんな大人の色気溢れるスーツスタイルも是非楽しんで下さい。

また今年は"綺麗な色"も注目されています。今年らしくインナーに赤系やパープル等の差し色をコーディネートされてもいいかと思いますし、是非ご紹介したいのですが・・・まだ未入荷につき悪しからず（汗）

そして3つ目のキーワード"ラグジュアリー"

弊社gujiでは、いい物を長く大切に着て欲しいという想いから、カシミヤに並々ならぬ力を注いでいます。
今年のジャケットの特選素材、イタリアの名門COLOMBOのカシミヤを使ったジャケットは色目も今年ドンズバの上品なライトグレー。

先ほどモノトーンが1つのキーワードと申し上げましたが、ご覧の様に微妙にトーンの変えたグレーのグラデーションがお勧めです。

ちなみにこのカシミヤ、ウエイトが約450gございまして、本当にラグジュアリーです。

もちろんこんなコーディネートも是非お試し下さいね。

最後のキーワード"サステナブル"

洋服のみならず世界的なトレンドワード。
環境に優しく、次世代に綺麗な地球をバトンタッチすることは全世界の課題ですね。

実際作られた洋服の約半分が廃棄処理されているのでは？というこの状況、ドレスクロージングの世界ではなかなかサステナブルと結びつける取り組みは難しいとは思うのですが、弊社的には先程も申し上げた、いい物を長く大切に着て頂くことで貢献したいと思っています。

Loro Piana のカシミヤチェスターコートはお陰様で今年で3年目に突入します。
この至極の着心地と温もり、そして何よりエレガントで格好いいチェスターコートを長く大切に是非ご着用・・・ではなく、ご愛用して頂きたいと節に願っております。 もちろんこのチェスターコートだけではございません。他のアイテムも長くご愛用頂けるように精魂込めてご提案しているつもりですので、是非弊社で大切な1着を見つけて頂けると幸いです。

思えば最近コロナ禍の影響も手伝ってか、世の中がギスギスとしている様に感じるのは私だけでしょうか？
冒頭でも申し上げたネット上での誹謗中傷もそうですが、こんな時こそ人に優しく、自然に優しく過ごしたいですよね。

僕達は一介の洋服屋さんに過ぎませんで、出来ることに限りはありますが、お洋服を通して微力ながら世の中を明るくしたいと思っていますし、このコンテンツも少しでも皆様にとって興味を持って頂けるように継続していきたいと思っておりますので、また次回ご期待下さいね！