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「そうだスーツ、着よう。」でお馴染み?2006年3月15日京都で弊社は産声をあげまして、お陰様で20年の節目を迎えて感極まっている田野です。
それにしてもよく続いたなというのが率直な感想です。
瞼を閉じると本当に色んなことが思い出されますが、オープン前後の頃のことを思い起こしてみると、よくあんな危なっかしい経営をしていたな、いや待てよ、何も分かっていなくて危ないかどうかもわからないまま無我夢中だったからこそできたのかな?とちょっと怖くなることがあります(汗)
左右は霧に隠れた断崖絶壁の凄く細い道を一心不乱に歩んでいたようなイメージ(冷汗)
お客様やお取引先様とのご縁に凄く恵まれていたように思いますし、運にも恵まれていたかと思います。
本当に感謝、感謝です。
正直なところ、もっともっと頑張って会社を成長させて自分の暮らしを良くしたいです。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、もっともっと多くの方に働いていただいてその方々も幸せになって欲しい。
そして、社会にももっともっと貢献したいですし、お世話になっているファッション業界の発展にも寄与したいと思っていますので、これからも応援していただけると凄く心強いです。
ということで今回の「そうだスーツ、着よう。」ですが、嘘偽りなくファッション業界の発展に微力ながら貢献するということは目標にはしていますが、僕個人としてはドレス、スーツスタイルには特にその思いは強いです。
そのスーツスタイルの継承、発展の為の「そうだスーツ、着よう。」
この時期店頭で接客をさせていただいていると、よくお子様の卒入学式の時のスーツスタイルの相談が多いです。
確かにスーツを着る方は減りました。悲しいことですがそれは紛れもない事実。
でもお子様の大切な人生の節目、男たるものスーツで静かにお祝いをするべき・・・というか、してほしい(願)
ただ、あくまで控えめに、主役はお子様、自分は脇役、こんな時こそアンダーステートメントにです。
かつてドレスウエアについて、正式には昼はグレー、夜はブラックかネイビーと教わりました。
Made by RING JACKET(リングヂャケット)のLoro Piana(ロロピアーナ)365シリーズを使った、私共salotto di gujiの定番スーツ。
いかにもLoro Pianaの上品で上質、でも控えめに艶のあるグレーは大人の男性にはベストなチョイスです。
しつこく申し上げておりますが、あくまでコーディネートはシンプルに、シンプルに、アンダーステイトメントを心掛けて。
シャツのサイズとプレスに気を配って、ネクタイの結び目を確認、そしてチーフはリネンの白をTVホールドで程よく忍ばせる。
もちろんパンツのクリースと靴の磨きは必須です。
同じくMade by RING JACKETのLoro Piana365シリーズを使った、私共salotto di gujiの定番スーツ。
昼はグレーと申し上げましたが、もちろんネイビーでも問題ございません・・・というより、むしろ今やネイビーの方が一般的ですよね。
同じくLoro Pianaのネイビーは上品で上質、そしてエレガントさも兼ね備えたギリギリ控えめな艶がセレモリーには最適です。
あくまでギリギリ、ここが大切です。
ではダブルはどうなの?
僕はシングルよりフォーマル度の上がるダブルもありだと思いますが、あくまで控えめな色目のダブルをお勧めします。
ちなみに余談になりますが、今となってはNGではないと思いますが、個人的には昼のブラックやミッドナイトブルーのタキシードは避けられた方がいいかなと思っております。
20年程前、当時は皇太子でいらっしゃったチャールズ国王が自身の結婚式で、クレリックをお召しになられたことでフォーマルウエアとして格上げされたと噂のクレリックシャツ。
あくまで先程申し上げた基本は踏まえた上で、クレリックシャツも是非お試しください。
特に移動の多いビジネスマンの方々にお勧めしているErmenegildo Zegna(エルメネジルドゼニア)のISLAND FLEECE(アイランドフリース)。
Loro Pianaの365と比較すると艶やかではないのですが、それでもZegnaの上品で上質な雰囲気は十分に感じられます。
しかもISLAND FLEECEの最大の魅力は、この雰囲気にして皺になり辛く、この雰囲気にして比較的強度があること。
滑らかなLoro Pianaと比較するとハリのある生地ですので、エレガントさというよりもキチンとした印象を持たれると思います。
ちょっと明る過ぎるかも(汗)
脇役はあくまでダークな色目を選んでください。
でもこのくらいならギリギリOKかなと思いましたが、コーディネートはもちろん控えめにしてください。
そういえばかつて僕も若かりし頃、友人の結婚式にライトグレーのスーツを着て行ったことがありますが、今この歳になってみるとちょっと恥ずかしいですね。
お前は主役か!?とかつての自分に突っ込みたいくらいです。
兎にも角にもこのISLAND FLEECEは素晴らしい素材です。
実物は極めて上品で控えめですので、ギリOKということで(汗)
毎春夏に推しに推し続けているDORMEUIL(ドーメル)のSUPER BRIO(スーパーブリオ)は、希少なアンゴラ山羊から取れるキッドモヘアをふんだんにブレンドした夏の特選素材です。
夏の宝石と言われるほど上品で独特のツヤがありますので、確かに華やかではありますが、モヘアの持つ控えめなツヤはコーディネートによって主役にも脇役にもなることができます。
ほんの少しだけ、もちろん自己満足レベルで遊びを効かせて、タブカラーシャツと遠目には無地に見えるジャカードのネイビータイ。
主役にも脇役にもなるSUPER BRIOのツヤを活かして、ほんの少しだけアレンジしてみました。
このくらいなら丁度いい存在感のある脇役かなと。
以上、今回の「そうだスーツ、着よう。」いかがでしたでしょう?
お客様から特にこの時期ご相談が多いので、急遽ご提案させていただきました。
そういえば、僕も息子と娘の入学式、卒業式が懐かしいです。
息子が中学生で娘が小学生ですので、まだまだこれから何度もチャンスはありますが、あの小さかった頃には戻れません。
意外に昔を懐かしむ性格の僕は、よくその頃の子供達の写真をiPhoneで見返しては、大きくなって嬉しいような寂しいような気持ちになることがあります。
なので今この時を大切にして、未来の成長を楽しみにしたいと思っています。
弊社も同様です。オープン当時の得体の知れない不安がありながらも、期待に満ち溢れたあの何とも言えない新鮮な気持ちには戻れませんし、後戻りは出来ません。
今この時、この瞬間を大切にして、会社の為、STAFFの為、社会の為、そして自分と家族の未来の為に頑張ろうと思います。
ちょっと真面目な感じになってしまいましたが、何はともあれ素敵な卒入学式にしてくださいませ!













