
shirts03 山内 達詞の場合
2023S/Sシーズンよりスタートしたguji初のプライベートレーベル"garoh(画廊/がろう)"。
「ニュークラシック」をコンセプトに掲げ、既存のクラシックとは違った新たな価値を生み出す上で共に取り組んで頂いたクリエイターの方にインタビューし、それぞれの思いを語っていただく連続対談企画、今回はTHROWのデザイナーである山内 達詞氏にご登場いただきます。
" garoh shirts03 "について様々なことを伺いました。
guji クリエイティブディレクター煌K(以下煌K):本日は宜しくお願い致します。
山内 達詞氏(以下山内氏):宜しくお願い致します。
煌K:今回、こちらのシャツを作成頂きましたが、スキッパーシャツを選んだ理由を教えて頂けますか。
山内氏:自分も結構好きで購入した90年代の某H社の素敵なヴァルーズシャツがありまして、今の気分でもあるなと思っていたタイミングでgarohのお話を頂いたので、これを自分の解釈でgarohに合うように作ってみたら、面白いのではないかと思って作成しました。
煌K:山内さん流の解釈のポイントはどういうところにありますか。
山内氏:当時のものよりも着やすいデザインにしたいと思っていて、元々のヴァルーズシャツは胸元の開きが大きくて、どちらかというと首を抜いて着用するようなイメージですが、今回作成したものは敢えて比翼のボタンを付けています。
開き方を調整できる事によって着やすくなり、Vゾーンで遊んでもらえるのが良いかと思って、その辺は自分で解釈して作成しました。
煌K:Vゾーンで遊ぶっていうのはインナーとかですか。
山内氏:そうですね。
煌K:Vゾーンで色々遊べて楽しめるのはいいですね。デザインの他にも気になるポイントが色々ありますが、素材について教えて頂けますか。
山内氏:よりスポーティーに、カジュアルに、デイリーに楽しんで頂きたいと思って、
今回はポリエステルレーヨンの強撚ボイル生地を選びました。シワにもなりにくく、ケアもして頂きやすく、デイリーにお楽しみ頂ける一着だと思います。
煌K:シワになりにくく、着やすいのは嬉しいポイントですね。シルエット・フィットについてもどんなイメージで作成頂いたか教えて頂けますか。
山内氏:バサッと着用できるようにオーバーフィットで作成しました。
且つユニセックスで着用できたら良いなと思ったので、比較的ワイドなシルエットにしています。
煌K:より多くの方に、幅広く楽しんで頂けるシャツという事ですね。
山内氏:そうですね。インナーにクルーネックカットソーを合わせるのも良いですし、秋冬だとタートルネックを合わせるのも素敵だと思います。
煌K:それを聞いて思いましたが、ハイゲージニットをインナーにしても良いですか。
山内氏:良いと思いますね、シーズンレスで着用して頂けるシャツになります。
煌K:この生地は本当に素敵だと思いますが、一方でこの透け感が気になられる方がいるかもしれないですが、その辺りはどうですか。
山内氏:こちらのシャツは、中に一枚インナーを挟んで着用して頂くのが良いので、インナーを挟めば、透けもなく着用して頂けると思います。
このボイル生地は強撚で糸をギュッとつめた組織なので、透けはそんなに気にならないかなと思います。
煌K:ありがとうございます。
こちらのシャツの合わせ方としては、どのようなイメージで合わせるのが良いですか。
山内氏:今の気分だと細めのストレートシルエットのパンツを合わせるのが良いと思います。
煌K:そこに合わせる足元のおすすめはありますか。
山内氏:スニーカーというよりかはレザーシューズが良いと思います。ローファーや秋冬だとジョッパーブーツも良いですね。比較的ラストが細めのレザーシューズが格好良いと思います。シャツは着丈を長めに設定しているので、タックアウト・インどちらもお楽しみ頂けます。
煌K:最後に一つ質問があります。山内さん的にgarohについてどう思われていますか。
山内氏:garohは、自分なりのスタイリングで、それぞれの企画したものをミックスでコーディネートできるのが良いなと思っています。こういった企画に参画できるのは本当に楽しいですし、ありがたいです。
煌K:こちらこそ今回は本当にありがとうございました。