Wake up with Jacob Cohen vol.9
『イタリアのキングオブデニムブランド JACOB COHENの"Gジャン"、お勧めさせてください!』
イタリア国内においてデニムのトップブランドとして君臨し続けるJACOB COHEN(ヤコブコーエン)。
イタリア国内450のブティック、全世界ではなんと1500以上ものショップにて展開されています。
ここ日本においても、ファションに並々ならぬ情熱を注ぐオーバーミドルの間で圧倒的な知名度と高い人気を誇る、
いわばデニムジーンズ界のスーパースター。そんな同ブランドの"人気の秘密"に迫るべくスタートしたコンテンツ、その名も...
『Wake up with Jacob Cohen』
JACOB COHENの魅力を伝えたい!という想いでスタートした こちらの企画も今回で早9回目。
これまでの回ではヤコブコーエンのメインアイテムである"デニムパンツ"にフォーカスし、その驚きのこだわりポイント、細かなディティール、展示会などの様子を皆様にお伝えしてきましたが、今回はちょこっと違う視点から...
ミドル層のメンズスタイリングにおいて欠かせない存在であろう(?) ある一つのアイテム。
それが『デニムジャケット』"Gジャン" とも呼びますね。
私共gujiでは様々なブランドでデニムジャケットの取扱いがありますが、その中でも 非常に高い完成度で人気を博している
JACOB COHENのデニムジャケットにスポットライトを当ててご紹介させて頂きたいと思います。
非常に稀な存在となっていたヤコブのデニムジャケット
ここ数シーズン 良くて1年に一型、、その入荷数の少なさゆえに「欲しかったのに買い逃した...。」というファンの声も...。
JACOB COHENはデニムブランドですから、当然の如く「デニムジャケットもあるよね?」となるワケでして...。それが「無い」というのはもちろん許される事ではない。...は、言い過ぎですが、私はそう思っています。
実はメーカーの型数自体が少ないワケではなく、日本で展開されているモデルが限定的なんですよね。
イタリアでは"こんなにも!"あるけど、日本で売れそうなのは"これとこれ"かな... といった感じ。
厳選した結果 希少になっている。ようなニュアンスです。(非常に奇抜なものもあるので...)
そんな希少品番になりつつあるJACOB COHENのデニムジャケット、私共gujiでは今のところ3品番ご用意しております。(近々型数増量予定です!)
今回ご紹介するデニムジャケット3品番
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)
ヴィンテージウォッシュドコットン ストレッチデニムジャケット 226-61702
¥103,400
3品番ともGジャンの完成形とも呼ばれる "リーバイスの3rd&4thモデル" が元ネタとなっており、どんなスタイリングにも取り入れやすく汎用性が高いのが魅力であり強みでもあります。
まずひとつ目は、ヴィンテージウォッシュが特徴のこちら。
何年にもわたって着続けたような加工が素晴らしい!男臭くも、丈はイタリアらしく若干短めで色気◎、シルエットはジャスト。
カッパーカラーボタンが眩いアクセントとなり、全体的な雰囲気をモダンに昇華しています。
オシャレ人は自然とコレを求めてしまうと言っても過言ではない出来栄えではないでしょうか。
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)
ハードウォッシュドコットン ストレッチデニムジャケット 226-51802
¥100,100
二つ目。
ヴィンテージ... とまではいきませんが、割とハードなウォッシュが効いているデニムジャケットです。
ボタンはブランドの中でも非常に人気なゴールドカラーメッキを採用。
オシャレメンズが満場一致で「これは良いね。」と言う事間違いなしな雰囲気、ヤコブスタッフがお勧めする"ファーストヤコブGジャンならコレ"な一着です。
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)
ウォッシュドコットンポリ ストレッチデニムジャケット 226-61703
¥99,000
三つ目。
先ほどの二つとはガラリと変わって、落ち着いた雰囲気が特徴のワンウォッシュのタイプ。
生地と同系色のネイビーステッチ、グレーのボタンや艶のあるレザーパッチは高級感漂う印象ですが、全体的に良い意味であまり主張していない大人アイテムな仕上がりに。
落ち着いているからこそ キレイ目なアイテム、カジュアルなアイテムにも合わせられる いわゆる万能な一着です。
シルエットは"気持ち緩やかに"
左の画像は約3年前のモデル。右の画像は現行モデル。
ウエストのシェイプが緩やかになり、より現代的なシルエットになっているのが分かります。
ヤコブのこだわりならでは な"艶"のあるモダンな印象から、少しだけクラシックな印象にチェンジ。
ブランド定番のこだわりアイテムを作りつつ、時の流れも忘れない
現在のヤコブで一番意識している事なんです。
他の細かな変更点は後述しますが、数年前のモデルと比べると この部分の違いが一番わかりやすいのではないでしょうか。
ポケットディティールが追加
左の画像は約3年前のモデル。右の画像は現行モデル。
以前まではスマートさを何より重視。イタリアらしい「洗練」のフィルター通した"サイドポケット (ハンドウォーマー) が無いタイプ"が多かったのですが、近年のモデルではポケットディティールが追加。
以前と比べて、"3rdから4th「70506」" に近づいた印象です。
ヤコブパッチのサイズ変更
この違いに気づかれた方は、相当なヤコブフリーカーかと。
画像左は過去のデザイン。右は現行のデザイン。
過去の物は、Gジャン裾部の幅に合わせたヤコブパッチが配置されていましたが、現行の物に関しては"ヤコブパンツ"に使われているパッチと同じサイズ感に変更。単純に面積が大きくなるので、その分コストも上がります。こういった細か~い所のアップデートも忘れません。
原稿画像の物はスエードパッチが使われていますが、モデルによってカーフヘアーだったり、スムースレザーだったり違いがあります。
実はセットアップ提案だったりします!
今回ご紹介している3着のうち2着はセットアップ、実はデニムオンデニムも楽しめます。
JACOB COHENのイタリア公式SNS等でも コーディネートサンプルとして着用されているのを見かけます。
昨今では かなりマニアックな "型" ですが、刺さる方には刺さるかなと。
ちなみに筆者の私は デニムオンデニム が大好きです!
デニムジャケット:226-61703 ウォッシュドコットンポリ ストレッチデニムジャケット ¥103,400
デニムパンツ:226-62138 EDUARD ヴィンテージウォッシュドコットンポリストレッチストレートデニム ¥66,000
スニーカー:226-69503 Dreamerドリーマー スムースレザー レースアップスニーカー ¥89,100
デニムオンデニムで個人的に最も好きな合わせが、ホワイトパーカーにホワイトスニーカーの合わせ。
使っているものは間違いなくラグジュアリーアイテムですが、パーカーやスニーカーといった「若さ・スポーツ」な要素を組み込む事でヤンチャ要素をエッセンスとしてプラス。
配色はセットアップのカラーとホワイトだけの2色といった潔さ。絶妙なまとまり感のある 動きやすくて活発な若い印象、
いわゆる"ラグチャラ"なスタイリングです。
デニムジャケット:226-61703 ウォッシュドコットンポリ ストレッチデニムジャケット ¥99.000
デニムパンツ:226-62690 NICKニック ウォッシュドコットンポリストレッチ テーパードフィットデニム ¥49,500
先程のラグチャラなコーディネートよりも落ち着きのある印象に。
インナーとシューズの色を合せる事で全体的に統一感を図っているのもポイントですね。
デニムのセットアップはどうしても印象的に強くなってしまうので使用する色数は極力抑え気味にしています。
使用しているデニムジャケット、パンツの色合いが濃紺なので一見するとラギッド過ぎる感がありますが、そこはイタリアンデニム界の長であるJACOB COHEN謹製なのでクリーン&スタイリッシュにバランスを取ることが出来るんですね。
上質なスタイルを求めるならば、このぐらいの塩梅が◎。
シンプルさを極めた大人なスタイリングです。
最後に
今回のWake up with Jacob Cohenはいかがでしたでしょうか。
かなり久々のデニムジャケット特集、定番的に展開されているアイテムであっても、実は少しずつ現代的にアップデートが施されていることがお分かり頂けたかと思います。
デニムジャケットと言っても一括りにできない程に世界にはバリエーションがあります。その中でもJACOB COHENが得意とする部分は細かいこだわりのディティール、そしてイタリアらしい艶っぽさなのかなと。
無骨なワークウェアを起源としつつ、モテる紳士の為のカジュアルウェアとして確実に昇華されているのは間違いありません。
今回のこちらのコンテンツで興味を持っていただけた方々!
JACOB COHENはパンツがメインアイテムですが、是非一度"デニムジャケット"にも袖を通してみてくださいね!
それではまた...