Wake up with Jacob Cohen vol.12
『デニムを凌ぐ人気!?カラーパンツを紹介させてください!!』
イタリア国内においてデニムのトップブランドとして君臨し続けるJACOB COHEN(ヤコブコーエン)。
イタリア国内450のブティック、全世界ではなんと1500以上ものショップにて展開されています。
ここ日本においても、ファションに並々ならぬ情熱を注ぐオーバーミドルの間で圧倒的な知名度と高い人気を誇る、
いわばデニムジーンズ界のスーパースター。そんな同ブランドの"人気の秘密"に迫るべくスタートしたコンテンツ、その名も...
『Wake up with Jacob Cohen』
『Wake up with Jacob Cohen』12回目の今回はカラーパンツにスポット当ててご紹介させて頂きたいと思います。
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)というと、やはりデニムのイメージが強いです。普段から購入して頂いている方もそうだと思いますし、WEBスタッフの私共としてもそういった認識があります。
ブランドを構成するアイテムの多くはデニム素材を用いたアイテムではあるんですが、中には今回ご紹介するカラーパンツもラインナップされているんです。
■そもそもカラーパンツってどういうもの?
メンズウェアで良く穿かれるパンツの色というのは、ベージュ、グレー、ネイビー、ブラックをベースに後はインディゴやオリーブ、ブラウンがそこに加わる感じになります。
書いてみると多いような気もしますが、実際には全体的にトーンが落ち着いたものが多数だと思います。
gujiでセレクトしているパンツに関しても、やはりそういった色合いが多いです。
おそらく皆様のクローゼットのパンツもそういったベーシックカラーが揃っているんじゃないかと。
カラーパンツという定義自体がしっかりと定まっているわけではありませんが、基本的には先程上げたベーシックカラーに対して『色』がコーディネートの主体となるパンツがそれに当たるのかなと思われます。
トップスとパンツの合わせを全体で見た時に、パンツの『色』がコーディネートの主役になっていれば間違いなくそれはカラーパンツだと言えるんじゃないでしょうか。
■実は難しくないカラーパンツ
原色に近いようなビビットな色合いから、少しくすんだようなスモーキーな色合いまで種類は様々。
普段モノトーンスタイルがメインの方にはハードルが高いアイテムかもしれませんが、JACOB COHEN(ヤコブコーエン)が提案するそれはシルエットの美しさが担保されている為、普段のパンツをカラーパンツにチェンジするだけで、今までのスタイルとはまた違った華やかさ、爽やかさをプラスする事が出来るんですね。
ちなみにこちらは薄手のコットンピケにストライプのストライプを施したものですが、発色は比較的抑えめになります。
ベーシックカラーの延長線上にあるカラーパンツなので意外にもすんなりとコーディネートにフィットしてくれる汎用性の高さも魅力ですね。
一見、取り入れるのにハードルが高そうなカラーパンツ。
実はそんな事はないんです。
最も簡単に取り入れる方法としては『トップスをシンプルにする事』。
普段コーディネートの中でトップスが主役になる場合も多いと思いますが、カラーパンツを穿く場合はトップスを脇役にしてパンツが主役に見えるように意識して組み立ててもらうとバランスが取りやすくなります。
例えばトップスは色物、柄物を避けてホワイトやブラック等のベーシックカラーを持ってくると比較的簡単に纏まってくれます。
上記のようなスモーキーな色合いのパンツですと、柄物を持ってくるものありですがシンプルに美しく、サラッとコーディネートを纏めたい場合はやはり無地や発色の落ち着いたものをおすすめします。
■JACOB COHENならではのシルエット
シルエットの美しさに関してはデニムパンツで証明済みと言っても過言ではありません。
所謂シュッとしたスマートなシルエットがメインとなるブランドなので、カラーパンツに関してもデニム同様に美しさがあります。
主に採用されるモデルは下記の2型。
・NICK(ニック)
・BARD(バード)
どちらに関してもスリムシルエットになります。
NICK(ニック)は股上が浅めの設計、BARD(バード)はそれに比べてやや股上が深くなる設計になっています。
センチで表すと大体1.5から2センチほどの違いがあります。
こういった所がイタリアブランドならではの美意識と言いますか、こだわりと言いますか、身体のラインを綺麗に魅せる事に関してのセンスとテクニックはずば抜けています。
カラーパンツはどちらかと言うと膨張色が採用されがちですが、JACOB COHEN(ヤコブコーエン)謹製の美しいシルエットと組み合わさる事でスマートに穿いてもらうことが出来るんです。
■カラーパンツは着こなしの幅を広げてくれる
白シャツにインディゴデニムという至ってシンプルなコーディネートがあったとします。
白シャツはそのままに、インディゴデニムをカラーパンツに変えるだけで、あら不思議、これまでのベーシックスタイルとは一線を画す華やかなスタイルの完成です。
洋服全体の中でも特に面積が大きいパンツ、それを変えるだけでイメージはガラッと変化します。
普段のコーディネートに満足しているけど、たまには気分を変えたい!という時などにカラーパンツは役立つという事なんですね。
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)ではそのシーズンごとに合わせて新しいカラーパンツが提案されているので、その時、その時の季節感を演出しやすいというのもポイント。
カラー+ファブリック=季節感、というイメージですね。
オールシーズン穿ける生地や色も大事ですが、その季節に穿くことで最大限の効果を発揮できるカラーパンツは確実に着こなしの幅を広げてくれます。
■実はこういったタイプもあります
こちらはカラーパンツではないんですが、スタイルのイメージを変えるという意味では同じ扱いになると思います。
ヒッコリー調のストライプを採用したデニムになります。
デニムではあるんですが、ちょっと他とは違った変わり種なのでこちらでご紹介させてください、、、。
退色してホワイトに近づいているような色合い、パーツ類に関してもワークやウエスタンをルーツに感じさせるパッチやボタンのデザインを採用。
細かな部分にまで拘りつくしたデニム、ワーク由来であるにも関わらずここまでラグジュアリーなムードを醸し出すアイテムは本当に珍しいと思うんです。
主張がハッキリとしたパンツなのでトップスに関してはシンプルなものを選んで貰うのが最適かと。
■ショーツもあるんです、、、
gujiでは既に23FW商品のご紹介がはじまっているのですが、まだまだ暑さは続きそうです。
こちらはカラーショーツですね、いわゆる短パンになります。
形は膝上丈のスリムシルエットを採用、裾幅も細めになるのでリラックスしてはいるんですが、きちんとした見栄えに。
フルレングスのタイプよりも生地面積が少ないので、意外とカラーショーツというアイテムは挑戦して頂きやすいんです。
まずはここからはじめて、後にフルレングスのカラーパンツに挑戦するという流れも良いかもしれません。
特に夏場はビビットな色合いが映える時期でもあるので取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後に
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)のカラーパンツ特集、いかがでしたでしょうか。
デニムを凌ぐ人気!?という煽り文句を付けましたが、実際にはデニムがメインアイテムである事は間違いありません。恐らくそれはこの先もブレないと思います。
ただ、それ一辺倒ではないという事をお伝えしたかったんです。
ブランドとして幅を広げるというのはある意味リスキーな事でもあるんですが、デニム作りで培われたセンスとテクニックを踏襲して作られたカラーパンツは既に多くのお客様から受け入れられています。
日々のスタイルに『色』を取り入れる事でいつものジャケットやシャツも違って見えてくるわけで、ワードローブを有効活用できるので費用対効果が高いと思いますが、意外と似たような色のパンツばかり買ってしまうという方も多いんじゃないでしょうか。(私もその一人です、、、)
JACOB COHEN(ヤコブコーエン)のカラーパンツならチャレンジしてみたい、そう思ってもらえるなら幸いです。
確かなクオリティとJACOB COHEN(ヤコブコーエン)らしいセンスが感じられるカラーパンツ、是非お試し頂ければと思います。