guji Journal / 2021spring summer #4
仕事からプライベートまで、レザートートならいつでもどこでもキマる。
Posted on June 22.2021
時代と共に変化する生活スタイルやファッションに対しての価値観。
テクノロジーの進化に加え、ファッションスタイル全般のカジュアル化などもあってミニバッグが台頭している昨今ですが、そうとは言ってもやはり必要なのが一定の容量のある"バッグらしいバッグ"。
一昔前に比べ携帯する荷物の量はグッと減りはしたものの、実用面に加えてファッションアイテムとしての重要性は変わっておらず、「その人それぞれのライフスタイルに合ったバッグの選択を今一度改めてみてはいかがでしょう…」という事で、今回はバッグ特集です。
綺麗目でもカジュアルでも。
使い勝手の良さで選ぶならやはり「レザートートバッグ」
毎シーズンかなりの種類のバッグを扱うgujiにおいて、改めてその顔ぶれを見た時に気付いたのがトートバッグの占める割合の大きさ。
勿論、スタンダードなビジネススタイルに合うブリーフバッグや機能性と汎用性を兼ね備えたショルダーバッグ、さらにはストリートな香りのするモノまで、毎シーズン結構な種類の取り扱いがありますが、仕事からプライベートまで関係なく使えて更にファッション性も兼ね備えているトートバッグは本当に便利なんですよね。
そんな多彩なラインナップを誇るトートバッグの中から、現在店頭にも並んでいて且つトレンド云々関係なく長く使って頂けるような普遍性を兼ね備えたモデルを一部ピックアップしました。
バイヤー陣を唸らせた「il micio(イル ミーチョ)」
展示会で初めて見た時に、バイヤー陣全員を「これはいいな…」と唸らせたというこちらのil micio(イル ミーチョ)のトートバッグ。
gujiで毎シーズン高い人気を誇る"イントレチャートの巾着型ポーチ"のイメージが強い同ブランドですが、昨年にトートバッグの定番となるべきこちらのモデルが登場したんです。
ソフトな風合いのシュリンクレザーを使用し、コバをテラコッタ色にするなどクラフト感がありながらもクリーンなイメージに。
大きくも小さくもない非常に絶妙なサイズバランスもこれまたポイントで、スナップボタンによってマチ幅を広くもできるんです。
エレガント過ぎずカジュアル過ぎずなこの塩梅…これ本当に計算してできるモノというよりは、デザイナーである深谷秀隆氏のセンスがなせる業…といったところでしょうか。
デニムをメインとしたこんな大人カジュアルスタイルなんかにもピッタリです。
エレガンスとカジュアルのバランスが絶妙な「Daniel&Bob(ダニエルアンドボブ)U549」
gujiにおいてバッグブランドとしては最も多くの種類のモデルを扱うDaniel&Bob(ダニエルアンドボブ)。
入荷すること数回目のこちらのトートバッグは、ややスクエアっぽいフォルムとバイカラーが印象的なデザインで、敢えて裏地のない仕様。
モードやラグジュアリー系のブランドにありそうな"エレガントでカジュアル"な逸品なんです。
この手のデザインでは珍しく、スナップボタンで開口部を閉じることが可能なので防犯面でも安心という優れモノ。
両サイドのマチ部分のレザーパーツをそのまま延長させフラップ代わりにしたようなデザインを取り入れるなど、機能面とデザイン性を両立させているんです。
スタイリングイメージを大きく左右するであろう主役級のバッグだと思います。
丁寧な作りで高級感があるレザートート「Cisei(シセイ/チセイ)941」
Cisei(シセイ)の取り扱いをスタートさせた時から毎シーズン欠かさず展開しているのがこちらの941モデルのトートバッグ。
装飾的なデザインは一切施さず、至ってベーシックでミニマルな印象のバッグなんですが、その凛とした佇まいといいますか、その持っている雰囲気で特別なバッグであることを感じ取ることができます。
開口部はかなり広めですが、スナップボタンで閉じることも可能で、マチも同様に調節が可能。
内側にはとても上質なピッグスキンを使用しており、非常に丈夫であると共に高級感のある仕様となっています。
程良く重厚な雰囲気がありながらもオールレザーのトートとしては比較的軽い部類となっており、多くの荷物を持ち運ぶ方にとってもなるべく負担のない仕上がりに。
使い込むごとに革の風合いも増していき、より魅力のあるものへと変化していく楽しみも味わって頂けると思います。
普通だけど洒落ているんです「Daniel&Bob(ダニエルアンドボブ)U352」
続きまして再びDaniel&Bob(ダニエルアンドボブ)から、同ブランドのモデルの中でも最も多くのカラー展開をgujiで行っているのがこちらの定番トートタイプ。
現在、なんとグジオンラインでは8色を用意しており、Tシャツクラスのカラー展開(笑)となっています。
細かく見ていくとデザイン性のあるディティールが比較的多く取り入れられているのですが、それでいて非常にシンプルなバッグに見える様に仕上げられており、同ブランドの確かなセンスを感じ取ることができます。
硬すぎず柔らかすぎずな上質なシュリンクレザーを使用しており、クリーンで程良いカジュアルさを持ったこれまた秀逸な仕上がり。
肩掛けでも手提げでも使えるよく考えられたハンドルの長さなので、スタイリングの雰囲気やその時々の気分で持ち方を変えることができ、仕事・プライベート関係なくとても様々なシチュエーションで活躍してくれる安定感抜群のモデルなんです。
イタリア製でこのプライス…「MASSIMO(マッシモ)803」
最後はこちらのMASSIMO(マッシモ)の非常にシンプルなこちらの803モデル。
MASSIMOと言えば、間仕切り兼クラッチバッグが付属した人気モデル「770モデル」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、よりベーシックでスタンダードな仕様のこちらのモデルも非常に素晴らしい逸品。
程良く張りのある上質なサフィアーノレザーを使用し、シンプルで無駄のないデザインによって素材を最大限に活かした仕上がりになっています。
あとはやはりそのプライス。
イタリア製でこの素材、そしてこのルックスでなんと約4万円(汗)…そう簡単には太刀打ちできないレベルのシロモノなんです。
上品だけど決して堅苦しくないので、スーツスタイルから普段のカジュアルまで、幅広いジャンルのスタイリングに取り入れることができるんです。
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