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guji Monthly Journal #8 / 2021fall winter
最近のデニム事情
gujiで取り扱う商品の中でも、特に高い割合を占めるのがパンツカテゴリ。
ドレスからカジュアルまで、非常に幅広いラインアップを誇るスラックス類の次に力を入れているのが実はデニムジーンズなんです。
以前と比べてさらに取り扱いブランドも増え、本当にありとあらゆるタイプのデニムが揃う現在。
よ〜く見てみると、時代の変化とともに求めるシルエットやその価値観も少しづづ変わってきているんです。
美脚に見えるのが最大の魅力
「スリムテーパードタイプ」
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イタリアンスタイルの基本中の基本といいますか、今も昔もまずはここからというのがスリムテーパードタイプ。
コンパクトなフィッティングにスリムとした綺麗なシルエット、ストレッチ性が高い生地を使っていて穿き心地も良く、裾が細めなのでスッキリとした印象で大人っぽい雰囲気。
全体的に無駄な余りがなくそれでいてスキニーほどピタピタでもなく、カジュアルながらも絶妙にクリーンさも併せ持った超万能なジーンズといったところでしょうか。
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スッキリとした腰回りと無駄のない細身で綺麗なシルエット。 裾幅も細く革靴とも合わせやすい
代表的な一本を挙げるとすると、数シーズン前に彗星の如く現れた現在gujiでも1.2を争う人気デニムブランドYCHAI(イカイ)のこちらのモデル。
スキニー一歩手前といった細さのこちらの一本は、実は同ブランドの待望のニューモデル"PANATELAパナテラ"でして、同ブランド仕掛け人の神藤氏曰く本国でもかなり売れているのだとか。
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コンパクトでスッキリとしたヒップまわり
そんなスリムテーパードタイプのデニム、gujiで取扱う仕立ての良いジャケットやシックで重厚なコート類、更にはブルゾンからカーディガンまでといった、ありとあらゆる洗練されたアイテムとの相性が良いことから、最も重点を置いてラインナップされています。
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ニューモデルである"PANATELAパナテラ"は、弊社代表田野も度々収録にお邪魔しているB.R.ONLINE Fashion Collegeで紹介されています
これら汎用性抜群なスリムテーパードジーンズ、スタイリングによってスニーカーから革靴まであらゆるシューズと合わせる事ができ、更にはスタイルも良く見える事から長きに渡ってここgujiでは一人勝ち状態。
ただ、それはそうとして実は数シーズン前から少し変化も起き始めているんです。
ハズしの美学
「ちょいユルシルエット+クロップド丈」
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先の「スリムテーパード」部門でも取り上げたYCHAI(イカイ)。
同ブランドを代表する看板モデル「ROBUSTOロブスト」は"ちょいユル"なテーパードシルエットが特徴で、先に紹介したスリムテーパードと違い、ヒップから腿にかけて意図的にゆとりを持たせたデザイン。
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ヒップから腿にかけてフィットしないちょいユルなシルエットが特徴
無駄な余りがなく、スッキリとしたシャープなシルエットこそが一番カッコいいとされていた時代から、敢えてこういったラフなニュアンスをプラスした"ハズした感じ"のあるシルエットのモノがここ数シーズンで定番として定着しつつあるんです。
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今シーズンもバリエーションが非常に豊富
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一定のゆとりを持たせながらもスッキリと上品なイメージで、とても計算されたシルエットであることがわかります。
無駄な余裕のないスリムなタイプに比べちょっとした安定感が生まれ、トップスとのバランスも絶妙。
とにかく「今な気分」のシルエットなんです。
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先ほど紹介したスリムテーパードと比べると、同じワンウォッシュ系の生地でもこういった雰囲気の差があります。
決してどちらかが優れているというワケではなく、その時々の気分や着こなしによってよりベターな方を選んでいただくといったイメージでしょうか。
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カジュアルスタイルだけでなく、こんなモダンなジャケットを合わせたエレガントなスタイルにもピッタリ。
昔とは違い、イタリアンスタイルにもこういった「ハズす」というテクニックがとても重要な時代となってきているんです。
今や定番の存在
「スキニーシルエット」
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ここまでgujiで取り扱うデニムの主要な2タイプのシルエットをご紹介してきましたが、更にもう1タイプ安定した人気を誇るシルエットが…。
そうです、無駄のない美しい細さを追求したスキニータイプです。
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腰回りから裾にかけて全く無駄のないシャープなシルエットが魅力のスキニージーンズ。
脚の線の細い方をはじめ、今なお多くのファンが存在する定番の存在ですよね。
現在、gujiオンラインでお買い求めいただけるブランドの中でも、特にこのカテゴリでバリエーション豊富なのがtramarossa(トラマロッサ)でしょうか。
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定番のインディゴ系をはじめ、ブラックやグレーといった少しモードな香りのするモノまで、カラーバリエーションも非常に豊富。
非常に伸縮性の高い生地を使っているので、着用の際のストレスが限りなく抑えられており、快適な穿き心地を実現しているんです。
すこし話の本筋から逸れましたが、こういった極細のスキニーも決して過去のトレンドアイテムというワケではなく、現在はしっかりと定番デニムとしてのポジションを維持しているんです。
時代を超えて愛され続ける
「オーセンティックで上品なジーンズ」
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最後にご紹介するタイプは、時代が変わっても間違いなくその魅力が変わらないであろう普遍的な美しさを持ったタイプのモノ。
非常にオーセンティックでありとあらゆるスタイリングに取り入れる事ができ、長い時間をかけて育てていくこともできる昔ながらの価値感がベースにあるので、それこそ10年経っても決して"過去のモノ"とはならない普遍性を兼ね備えているデニム。
そんなタイプのブランドもラインナップの一つとしてgujiオンラインでは取り扱いをしています。
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時代が変わってもその魅力が変わらないであろうオーセンティック且つ上品なジーンズ
昨年より取り扱いをスタートさせたAVN(エーブイエヌ)は、デニム発祥の地と言われるフランスの古くからのデニム製法を踏襲し、生地から縫製にいたるまですべての部分において最高のクォリティーを求めたモノづくりをしています。
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生のキャンバスと100%インディゴ染めにこだわったセルビッジデニム
そんな同ブランドのジーンズコレクションは、デニムのルーツをリスペクトしつつ、現代的な感性によってモダンに仕上げられた素晴らしいモノばかり。
いつの時代にもフィットする普遍性のある各シルエットとこだわり抜いた生地、本来ワークアイテムというということを忘れてしまうぐらい上品で洗練されたイメージに仕上げられています。
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先にご紹介したタイトストレートに加え、セミスリムやワイドといったこれまたベーシックなシルエットのバリエーションもあるんです。
何度も言いますが、どれもオーセンティックで本当に上品。
いつの時代も変わらない価値を提供してくれるであろう逸品であることは間違いないと思います。
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