こんにちは。 gujiの煌Kです。
本日はスタッフからの要望もあった、gujiでは欠かせないブランド。
イタリアミリタリーファッション界の雄と言ってよいASPESI(アスペジ)です。

26年春夏は、いつも在庫が足りないと言われているM65のブルゾンに集中し、かなりの量をオーダーしました。

このアイテムは今後は秋冬も継続で展開されることになり、夏場以外は常に店頭に並ぶことになると思います。
そのぐらい、普遍的であり時代だけでなく季節にも左右されない、イタリアファッションの根底にある"変わらない良さ"を感じて頂けるアイテムだと思っています。



ASPESIの最初の始まりはシャツです。

ミリタリーとワークからインスピレーションを受け、シャンブレーのシャツを公開したことから多くの反響を受けました。
その中でもフィールドジャケットはパフォーマンス性に富み、イタリアのクラフツマンシップと融合された歴史的アイテムの一つとなっています。



1980年代以降はミリタリーの現代的解釈でも高い評価を得ていますが、今なお、仕事時間の多くを生地開発のリサーチに充てるデザイナーの審美眼の高さは有名で、ASPESIの優れたマテリアルはその目利きによって支えられていると言われるほど。
奇抜さよりも、完成されたシンプルなシルエットの中でいかに「遊ぶ」かを常に追求しており、イタリアを代表するトータルブランドとして今も進化を続けています。



僕がこのブランドに出会ったのは何時でしょうか。

このM65のイメージは昔から強く、イタリアミリタリーファッションといえばという感覚はあり、着ている方もよく見かけました。
今も、イタリアファションを語る上で、絶対に外せないアウターとなっているかと思いますが、僕が特に惹かれたのはトータル提案でした。

過去にもこのアイテム以外では、ダウンやスウェット、パンツやシャツ、鞄など様々なアイテムを展開してきました。
やはりどのアイテムもミリタリーやワークの要素が散りばめられており、大人に向けた提案だった為、ガーメントダイなどトラッド感の強いの素材も何処か品格を感じるアイテムでありながら、ブラさずシンプルでもあります。




それをgujiでどう展開して行くのか。

gujiでは「NAVY」と題して、ミリタリーアイテムの商品の区分けを行っています。
gujiではなかなか得意な分野では無いのですが、かなり土臭くというか男らしさが強い区分ですので、gujiのファッションと融合させるのがとても難しいのも事実です。

その中で、このASPESIのアイテムがあることでそれをクリーンに綺麗に仕上げることが出来ます。
ですので、今迄展開してきたASPESIのアイテム達のおかげで、gujiにスタイルの幅が生まれ、確実にアップデートしました。

ロゴなどで主張しなくてもそれがASPESIだと分かるのは、永年に渡り愛され続けてきた証であり、それが信頼にもなっているかと思います。





今回はこの愛され続けたM65のみでスタイリングを組んでみました。
また、展開している4色全てで組みました。
皆さんはどのスタイルがお好きでしょうか。

ベージュは、インナーはサイズを少し上げたgransassoのVネックにgalleriaの高品質のTシャツをレイヤードさせています。
パンツは、IGARASHI TROUSERSに作成して頂いたgarohのウールのチャコールグレーのパンツに、足元は一枚革でアンライニングのCrockett&JonesのHARVARD2。

イタリアスタイルにモノトーン要素取り入れながらも、合わせるブランドは今迄と変わらない。
こういった少しのアップデートが"NEXT ITALY”なスタイルではないでしょうか。


ネイビーは、インナーにFINAMOREの薄いオレンジ色のリネンシャツとRENCONTRANTの編み地が大きくインナーの色をわざと透かして軽さを出したベージュのリネン素材のニット。

パンツはBERWICHの通年素材のデニムに見えないデニム素材のBERTO。
靴は軽さを感じるライトブラウンのFERRANTEのスリッポン。
鞄はミニマルでもどこかスタイルのポイントになるKINGSLEY WALTERS STUDIOのミニポーチ。

ベージュ×ネイビーのような色合わせでも、素材で色合いの表情を付け、重くも軽くも見えないスタイルに。


下の画像のオリーブは、インナーにFINAMOREのピンクのグラフチェックのシャツに、ヘビーウエイトのカットソーカーディガンのBonfilを合わせてイタリアらしく綺麗に纏めていますが、素材と柄がさりげなく主張しています。
パンツはYLEVEのワイドブラックデニムで少しハズし、靴はREPRODUCTION OF FOUNDのスウェーデンミリタリートレーナーの白でスタイリングを華奢に見せています。
鞄はDaniel&Bobの一枚革のトートをさらっと持ち、全体的に軽快さと男らしさの融合を意識した、『guji NAVY(ミリタリー)』なスタイルにしています。


最後に、ブラック。
少しスポーツ感を感じるイメージで作りました。

インナーはELACIOのパープルのカノコポロを入れ、差し色も意識し、パンツはより軽快に軽く見えるBERWICHの白リネンのSAKEGYMのシャーリングパンツ。
それにカジュアルに見え過ぎないBEGG X COのシルキーカシミアのイエローのストールを細く巻いてます。
最後に靴はold adidasの黒のGAZELLE。

昔のファッションシーンでスポーツを意識したASPESIを表現するのならこんな感じではないでしょうか。
それを現代のフィットで表現しています。







様々な表情がありますよね。
どれもスタイリングとして成り立っているかと思います。
これこそ、永く愛され続け、普遍的な地位までいったアイテムだからこその"幅"ではないでしょうか。

僕達の提案しているファッションはシンプルだと思います。
主張が弱く、過度なデザイン性は取り入れません。
その代わりに、素材や作りの良さや、物が持っている空気感を感じて頂き、身につける人々に心の豊かさを提供し続けることがこれからも使命であると思いますし、そうありたいと願っています。

このASPESIはどの世代の方でもそれを感じながら着用出来るブランドだと思っていますし、今後もこのM65のスタイルもどんどん進化して行くと思います。
物は変わらず、無くなって行くアイテムを数多く見てきました。
いや寧ろ、殆どのアイテムがそれかもしれません。

物は変わらなくとも、周りの着合わせが変わり、その物のスタイルが進化して生き続ける物。
これこそ本当の定番の王様と言えるでしょう。

そう言った意味でも、ASPESIは今後も"楽しみなアイテム"であり続けることは間違いないと思います。

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