遡ること2年前、タレントの寺田有希さんからクリ坊というニックネームを拝受致しまして、最近お客様からもお声がけして下さる様になったので、ちょっと調子に乗ってしまっている田野です。
前回の「そうだスーツ、着よう。」から基本的に私が担当させて頂くことになりました当コンテンツですが、その前回は6月にイタリアはフィレンツェで開催されましたメンズファッション最大の大展示会、PITTI UOMOの模様をお届けさせて頂きました。
6月のPITTI UOMOということは、来年の2020年春夏の展示会ということで実はちょっと先のお話でした。
で、私が担当させて頂くようになって2回目の今回、2020春夏のお話からググッと時期を逆戻りさせまして、salotto di gujiの2019秋冬のセレクションについてお話させて頂こうと思います。
弊社ではもう既に衣替えは済ましておりまして、皆様をそれぞれのお店で首を長〜くしてお待ちしておりますが、私がこの秋冬まず購入させて頂いたのがこちらのRING JACKET×guji別注スーツ↑
生地は英国の名門FOX BROTHERSのグレーフランネルのチョークストライプ。
この質感、男らしさとエレガントさと心強さ?とが最高な上にRING JACKETさん製の柔らかな仕立てが最強です。
ちなみに個人的にこの秋冬、スーツはちょっとグレーの気分。
コーディネイトはご覧の通りモノトーン。
Atto Vannucciのブラックベースのパネルストライプのネクタイはお勧めです↑
クラシックにおいてはあまり使われることのなかったブラックがこの秋冬のキーカラーとなることは必至です。
その他にも今回のAtto Vannucciはブラック系、きてます・・・↑
ちなみにビジネスのコーディネイトではありませんが、スーツを少し着崩してこういうのも有りかなと。
花金の夜に合コンで・・・なんて、もう今は昔ですね。
同じFOX BROTHERSの生地でネイビーフランネルのストライプもお勧めです。
グレーのそれと比較すると少しピッチの狭いストライプは、こちらも最高にエレガントでありながら上品な大人の色気に満ち溢れています。
salotto di gujiとしてはDrake'sの50オンスのネイビーソリッドでビシッと決めて頂きたいところですが・・・
この秋は禁断のネイビー×ブラックでクールな英国スタイル、いかがでしょう?
念の為ですが、このコンテンツの名前はご存知「そうだスーツ、着よう。」です。
念の為、念の為ですが・・・salotto di gujiのスタイルをご紹介するというのが主な趣旨ですのでスーツ以外もお勧めします。
ということでRING JACKET×guji別注はジャケットもございますのであしからず。
イタリアの名門Lanificio di Pray、かすかに英国を感じさせる、でもイタリアならではの軽くしなやかな生地、なのに比較的リーズナブルということでここ最近はここの生地をよく使わせて頂きます。
ブラック×ホワイトがモダンなライトウエイトのドネガルツイードは、こちらもRING JACKETさんの縫製との相性は抜群です。
こちらもモノトーンが気分です。
salotto di gujiの永遠のテーマ、それは"ラグジュアリー"です。
特に秋冬はラグジュアリーなアイテムが豊富です。
昨年瞬く間に完売したBelvestのJACKET in THE BOXのカシミア、今年は私共salotto di gujiだけのエクスクルーシブとして完全復活しました。
どこの生地かは教えてくれませんが、イタリアのどこかの生地だそうです。
パターンはバリバリの英国調ですが質感はバリバリのイタリアです。
それはそれはもう、素敵です。
もちろん基本はラグジュアリーに着こなして下さい。
ごくたまにクールにブラックと合わせてみて下さい。
ところで、ちょっと長くなってきましたね・・・
まだまだご紹介させて頂きたいアイテムはまだまだございますが、今回はこのあたりで。
兎にも角にもここまできたら2019秋冬のテーマなるものはもうお分りかもしれません。
はい、モノトーンです。弊社の元々のコンセプトであるちょっとセクシーで、あくまで上品なモノトーン使いです。
先にもお話させて頂きましたが、トラッドやクラシックではあまり使われないブラック、そしてブラックからのグラデーションのグレー系がキーカラー。
もちろんネイビー系を中心にブラウン系もあり〜の、差し色で赤色系もネクタイでお勧め〜のなんですが、今年の秋冬はモノトーンが気分上々です。
そしてもう一つ、英国調のトレンドは継続中とのこと。
ということで、ズバリ!
ちょっとセクシーな「クールブリティッシュ」を推進していこうと思いますので、この秋冬はオンタイムのみならず、アフター5?もお洒落に楽しんで下さいね。