『気になる。』セカンドシーズン 05
気温も上がり徐々に梅雨の気配が感じられる5月下旬。
既に実店舗も営業を再開しておりまして、夏物の準備には間に合ったかな?という感じでしょうか。
そんな中殆どのブランドは入荷を終え、皆様の元へ旅立っていくのを待ちわびています。
ジメっとした気候を吹き飛ばすかのごとく、今回も気合のピックアップをしていますので是非ご覧ください。
これがなかなか快適で、洗髪の時間を大幅に短縮することに成功、石鹸で洗っているのでシャンプーも使わずにすみ、経済的にも◎。
とはいえ、暑いからといって夏にボウズデビューするのは結構危険が伴うようで、急に髪の毛が無くなったことにより直射日光が当たり、熱中症のリスクが高まるとか・・・。
気をつけます。
LARDINI
LIKNITライクニット ニットジャージストライプ3Bジャケット
『"軽さは正義"という時代です。』
LARDINIが昨シーズンから提案している、ニット×ストレッチフィルムのボンディングファブリックを用いた新しいニットジャケットコレクション「LIKNITライクニット」。
ニットジャケットと思って手に取ると意外に高いな・・・と思われる方も多いでしょう。同ブランドのニットジャケットは7〜8万くらいなので、なかなかの価格差があります。
が、仕立てが全く違いまして、LIKNITは完全に通常のジャケットと同じサルト仕立て。ニットでは不可能と思われていた、立体的で手の込んだ仕事により生み出されている珠玉のコレクションなんです。
とにかく軽いですし、ニットの天敵である型崩れもほとんどしない、そして風通しが良く着心地も極めてコンフォート。
結構画期的だと思うんですよね。
¥122,100
guji
INCOTEX SLACKS
REGULAR FIT ガーメントダイストレッチリネンコットンソリッドカーゴショーツ
『隔年で訪れるショーツ熱。』
以前からショーツは大好きで、夏には必ず何かしら新調していたんですが、35歳を過ぎたあたりから少しずつ気持ちに変化が生まれてきました。
「いい歳になってきたので、やっぱり短パンはあかんよな・・・」と。
という事で短パンを一度も穿かずに夏をやり過ごすわけです。
そうなると、翌年は「やっぱり短パンが涼しいし、動きやすい」となります。そして短パン三昧になります。
そして翌年、「いやいや、やっぱりクリーンに、シュッとしたスタイルこそ恰好良い大人でしょう」となり、短パンを封印します。
今年は昨夏短パンを封印していた年・・・、急に暑くなってきましたし、やっぱり気になりますね。
¥44,000
guji
Paraboot
CHAMBORD カーフグレインレザーUチップシューズ
『スリムでスマートなParaboot、新鮮です。』
Parabootといえばノルヴェイジャン製法&タフなオリジナルソールというポテッとしたルックスが魅力のブランドですが、こちらのCHAMBORDシャンボードは一味違います。
タフさは残しつつコバの張り出しを抑えたグッドイヤー製法に、ラバーソールもPARATEXソールではなくACTIVソールに。
エレガントなドレスシューズ並みの・・・というと言い過ぎですが、従来のモデルと比べると、かなりシャープになっています。
ピスネームを排しているのも結構ツボ。
それにしても、CHAMBORDって昔はフランス語読みで"シャンボール"って言っていた気がするんですが、いつからシャンボードに変わったんでしょうか?
¥77,000
ring
Daniel&Bob
シュリンクレザーバイカラートートバッグ
『定番のデザインなのに、凄く新しく感じます。』
Daniel&Bob定番の、マチから伸びた持ち出しをスナップで留めることで蓋の様になるデザインのトートバッグなんですが、シンプルに色を組み合わせるだけで凄くモダンな雰囲気になっています。
メゾンブランドが積極的に取り入れているバイカラーですが、それらはちょっとポップで現実的ではない配色が結構多いので、質実剛健&使い勝手の良さを追求するDaniel&Bobではリアリティのあるコンビネーションを採用。
単色にはない立体感とほのかなポップさがあり、スタイリングの汎用性も高まっているように思います。
特にこのグレー×ネイビーのタイプはビジネスでも使える上品さがありますね。
¥93,500
guji
MAURO de BARI
バケッタレザーバックストラップコンフォートサンダル
『サンダルでも身長がアップします。』
スニーカー業界は間違いなく厚底タイプが主流になっていますが、そのムーブメントは遂にサンダルにまで波及し始めました。
極めてコンフォートな履き心地を実現しているMAURO de BARI(マウロ ディ バリ)は足を包み込むようなフットベッドが人気ですが、今年はシャークソールのような、ギザギザの入ったちょい厚ラバーソールを採用。
そうすることで重なった層が高くなり、高身長を約束する魅惑の仕上がりに。
それにしても履き心地、歩き心地に全く影響が出ていないところが凄いですね。
安定感がありますし、踏み込んだ時の硬さが逆に心地良いんです。
¥20,900
guji
まだまだ安心はできませんし、失ったものは非常に大きかったのですが、得た事と言えば自粛中に我が家に導入されたamazon"Fire TV Stick 4K"。
Alexa対応音声認識リモコンということで、YouTubeなども文字入力する事なく検索でき非常に快適な使い心地なんです。
1歳半の娘も見様見真似で「パンマンウーチューブ!!(アンパンマンYouTube)」と普通のテレビのリモコンに向かって喋っていました。
AJMONE
ラムスエードバイカラーブロックオープンカラーシャツ
『これを提案したAJIMONEのセンスも流石ですが、オーダーしたバイヤーの勇気も称賛に値します。』
ライダースを筆頭にレザーがトレンドを席巻する昨今ですが、まさかまさかの半袖開襟シャツにレザーを乗せてしまうとは・・・
はっきり申し上げまして、めちゃくちゃカッコイイんですコレが。スタイリングが軽くなりがちな夏場にはもってこいの存在感ですし、さらっとショーツやイージーパンツに合わせるだけでPITTIなどで見かけるような洒落者に大変身!こんなオシャレ心を擽られるアイテムってそうそう出会えるものではありません!でも、真夏にレザーって・・・、春先に着るにしても半袖って・・・・。ネガティブ要素を数えるとキリがないですが・・・。
「オシャレするのは我慢が必要」。アパレルの世界に入った時には当たり前だった言葉が今思い返されます。時代は変わるものなので、この言葉が今適切なのかはわかりませんが、買い付けたバイヤーの心意気に共感した!という方は是非に!!勿論、クオリティに抜かりはありませんのでご安心を。
¥203,500
guji
ZANONE
アイスコットンクルーネックS/Sカットソー
『言わずと知れた名品が、今の気分にピッタリなモディファイが成されたとあれば、欲しくならないわけがありません。』
長くそして厳しい日本の夏・・・。オシャレがしたいと思っていても、Tシャツ一枚でいても暑い状況ってありますよね?そんな時、清涼感を感じさせながらも上品に見せてくれるZANONEのカットソーは心強い一枚なんです。
お馴染みとなったアイスコットンはドライなタッチが涼しげな着心地をもたらし、通常のコットン素材よりも早く乾いてくれるので汗をかいたときも安心。であれば、洗濯した後も早く乾いてくれますので、個人的にコレは非常にポイントが高いんです。
その隙がない名品のフィッティングが少しだけ緩くなりました。数年前であればZANONEらしいピタッとしたスリムフィットが気分だったんですが、年々体型も変化し程よくゆとりがないと見れたものではありませんので・・・、このくらいがいい塩梅なんです。
¥24,200
guji
Norlha
ヤクシルクストライプ大判ストール
『このスタイリング大丈夫かな・・と不安な時に、安心を届けてくれます。』
以前であればストールという選択肢しかありませんでしたが、数年前からスカーフが台頭し「スカーフ男子」たる言葉も一部では囁かれていますので、すっかりその座を奪われている印象もあったりなかったり・・・。しかしながら、エレガンスな雰囲気を加えるのであれば、間違いなくそこはストールに軍配が上がります。
Norlhaのストールは秋冬向けのヤク100%タイプと、オールシーズン使用できるヤク×シルクタイプがあり、シルクを混紡することでほんのりシルキーなタッチがウールやシルクやリネン等とはまた違った印象に。
なんかスタイリングが物足りない。カジュアルなスタイリングにも上品さを加えたい。冷房の効いた場所に行く。こういう状況って結構あるはずですので、夏場にストールを買い足してみるというのも一つの手ではないでしょうか。
¥49,500
ring
JOHN SMEDLEY
PALERMO シーアイランドコットン30ゲージVネックニット
『半袖なんて必要ないでしょう!と反発していた頃もありました・・・。』
4〜5年ほど前だったと思いますが、当時は業界内で「夏でも半袖は着ない」「長袖をロールアップする」というのが暗黙のルールと言いますか、弊社代表の拘りと言いますか、とにかく春夏シーズンであっても半袖はご法度でした。
そんな中、gujiで半袖シャツを取り扱うという噂が・・・。確かに当時巷ではクールビズも浸透しビジネスでの半袖シャツ着用も増え、カジュアルでも各ブランドから開襟シャツなどの半袖シャツが提案され始めていました。しかし、ringスタッフはというと、「ringはコンサバなんで半袖なんてあり得ません!」とgujiをやや白い目で見ていました(私だけかもしれませんが・・)。ただ、時代の変化とは急激でして、店頭では「半袖シャツないんですか?」「カットソーってコレだけしかないんですか?」などなど多数のご意見が・・・。翌年、半袖シャツを展開し、カットソーの種類を増やしたことは言うまでもありません(汗)。
そして、最近はと言うと半袖物が充実したからなのか、ringスタッフから「夏場でも長袖のニット探されてる方結構います」との声が・・・。お客様のニーズには沿っていくタイプの我々は即決で長袖ニットの展開を決めました(大汗)。
¥30,800
ring
SUPERGA
2750 COTU CLASSIC キャンバススニーカー
『足のサイズが大きくて得したことが一度もありません。』
ここ数シーズンは展示会に同行しているんですが、大阪ということもあり全てのブランドを見て回れるわけではありません。大阪組が出張に来やすいようにバイヤー宮本がアポ取りを行い、展示会周りを3〜4日間に纏めてもらっているんですが、数ブランドどうしても展示会日程の兼ね合いで漏れてしまうんですよね。
コチラのSUPERGAもその一つでして、毎年春夏シーズンのみオーダーしており、アッパーとソールが同色のタイプのみといつも同じ物を継続して取り扱っています。そんなSUPERGAから入荷してきたコチラの一足は、なんとも言えないオーセンティックな香りがするアッパーのカラーリングに、生成りのようなビンテージ感あるソール。
古着全盛期に育った私世代には堪らない配色なんですが・・・・。軍パンなどと合わせるとなると、やはり少し大きめのサイズで履きたい所。しっかりとしたソックスも履くとなると私だとサイズ44でないとダメなんです・・・。宮本さん、僕のサイズがありません・・・(泣)。展示会に同行していたならば、間違いなく個人オーダーしていたに違いありません。
¥6,930
ring
確かに以前までの自分なら絶対にプレイしてたと思うんですが、据え置きハードって時間がいくらあっても足りない、、、というか一度始めると止めれなくなるんですよね、、、、
正直数年前まではスマホゲーに対して難色を示す保守派だったわけですが、今となってはそれも懐かしい話、現在はどっぷり沼に浸かってます。
ちなみにFFの個人的名作は『タクティクス』です。
MARNI×PORTER
ナイロンツイルジップウォレットポーチ
『オフスタイルを彩る為に。』
財布にしては大きく、ポーチにしてはやや小ぶりな印象の逸品でして、よく言えばハイブリッド、悪く言えばどっちつかず、、、、、でもこのバランスでないと成り立たない存在だと思うんですよね。まさにこういうアイテムこそ他にはない『唯一無二』を体現しているのかと。
ストラップの長さが調節できるので、ネックから下げて使ってもらうのもアリですし、もちろんショルダー使いでも大丈夫です。
コインケースが別に付いていたり、収納面もしっかりしているのがPORTERコラボの真髄だと思いますが、個人的にはこのMARNI特有のカラーセンスを活かしてシンプルなスタイルにアクセサリー的な要素で使いたい気分なんです。
¥40,700
guji
BOLZONELLA
コットンリネンデニムレギュラーカラーウエスタンシャツ
『ウエスタンシャツのターン!!』
前職がアメリカンなお店に勤めていたので、必然的にこういうウエスタンシャツには惹かれるものがあります。
王道であればWRANGLERであったりドメスティックブランドであればREMI RELIEF、markaなどを当時は着ていた記憶があるんですが、何故かクローゼットからなくなっているという謎現象、、、、、はてさて何処へ行ってしまったのか、、、、記憶が改ざんされてるんでしょうか?
基本的には単体で着るアイテムだと思っているんですが、ライトなジャケットやザックリニットなんかのインナー使いでもありかなと。歴史は繰り返すといいますが、久々に出番が回ってきた感のあるウエスタンシャツ、おススメです。
¥27,500
ring
V::room
ベビーコットンスムースクルーネックS/Sカットソー
『ヘビーじゃなくてベビーです。』
ここ数年、無地Tシャツはヘビーなタイプを愛用してきました。色々と試してきた中でも一番良かったのはPINEのポケTです。
ただオーバーサイズゆえにインナーにするにはやや難しい場合があったりするわけでして、、、、上から羽織るアイテムもそれなりに大きくなければいけないのです。(もちろん、選んで頂くTシャツのサイズで多少変わってくると思います)
そんな中颯爽と現れてスマッシュヒットを記録しているのがV::roomのカットソー。これがかなり良く出来てまして、ネックの開きやアームホールのバランスなんかも凄くいい塩梅なんです。
どう言う風に着こなしても品よく見えるTシャツ、言い過ぎかもしれませんが是非一度試していただきたいんです。
¥12,980
guji
mando
ウォッシュドポリエステルカバーオール
『ワーク成分控えめなのが気分です。』
かなり薄手の生地を使ったカバーオール、そこにホワイトのステッチを効かせる事でどこか軽やかでエレガンスな表情になっているが最大のポイントでしょうか。
アイテムとしては特に珍しいわけでもないですし、なんならここ最近はどのブランドもこぞって出している感があるので多少飽和気味かも、、、、と思わなくもないのですが、実際に着てみるとmandoのそれはやっぱり他の物とは違った独自性があるということが理解できるんです。
で、そんなことをつらつらと書いているとマイサイズが旅立っていきました、、、、ありがとうございました。
¥49,500
guji
THE GIGI
ZIGGY リネンジャージーピンストライプ8Bダブルジャケット
『ナチュラルカラーを着こなしたい欲が高まってます。』
今シーズンのTHE GIGIでは珍しくセットアップ提案ではないジャケットです。確かこのリネン生地はパンツに乗せることが出来ないからというのが理由だったと記憶してますが、仮にセットアップだと少し勢いがあり過ぎるのでこれはこれで良かったんだと。(汗)
ここ最近はこういったベージュ系のトップスに惹かれる傾向なのかわかりませんが、確か前回の気になるでもこういう色合いを多くピックアップしていたような気が、、、、
ZIGGY特有のシルエットの美しさとリネン生地の組み合わせが個人的には新鮮なイメージでして、ファッション性を多分に感じさせながらも、気負いなく着れる一着だと思うんですよね。
¥121,000
guji
おのずとテンションも上がってきますよね…という事で、この端境期ならではの楽しみ方ができるアイテムをピックしてみました。
どれもベーシックで普遍性のあるアイテムですので、来年もまた変わらず楽しんで頂けるモノばかりです。
moncao
ウォッシャブルシルクオープンカラーS/Sシャツ
『こんな服をサラリと着れるオーバーミドル、洒落てます。』
良い意味でマニアックなものづくりがコアなファッション層から支持されるmoncao。
個人的にも1stシーズンから注目してたのですが、今シーズンも期待通りの素晴らしいコレクション。
中でもこちらのシルク素材のシャツは、ここ数年見てきた、様々なブランドの同様のシャツと比べてもナンバー1。
究極にエレガントな素材を使いながらカジュアルに仕上げるこの感じ、ホントに最高です。
¥38,500
guji
Settefili Cashmere
コットンシルクレーヨンニットパーカー
『一瞬で惚れました。』
毎シーズン全てのアイテムを欲しいと思ってしまう程、個人的に好きすぎるのがSettefili Cashmere。
元々全ての洋服の中でニットが好きな自分にとってはナンバー1とも言える同ブランド、今シーズンも期待通りのものばかりで、全てが「気になる」物ばかりでした。
中でもこちらのニットパーカーはラグジュアリーでリラクシン、エレガントでありながらも柔らかく抜けのある雰囲気に仕上がっており、もうホントに最高としか言い様が無い一着なんです。
素材・デザイン・着心地・ヴィジュアル…もうこの先、これ程のニットパーカーには出会えないかも…と思わされた逸品。
¥66,000
ring
BARBA
CAPRIカプリ リネンタータンチェックL/Sカプリシャツ
『配色が絶妙なんです。』
カプリシャツは前からずっと欲しいなと思ってはいたのですが、自分にはちょっと似合わないかな、、、という事で諦めていた中、これならいけると思わせてくれたのがこちらのBARBAのもの。
リネン素材なんですが、落ち着いた配色のチェック柄を採用している事もあって、良い意味でリゾーティーな雰囲気が抑えられた印象。
ショーツにサンダルやスリッポンなど、やはり鉄板の組み合わせで着たいですね。
¥34,100
guji
INCOTEX SLACKS
REGULAR FIT コットンサマーサテンソリッドショーツ
『ついつい後回しにしがちなんですが、困った時に助けてくれるのはこんなシンプルなショーツです。』
個人的にあまりショーツスタイルが得意ではない方なんですが、同じ様な方にオススメしたいのがホワイトショーツ。
子供っぽくなる、、、という理由が一番だとは思いますが、白のショートパンツをメインに、ベージュやナチュラル系のカラーの長袖シャツ+レザーサンダルといったスタイリングであれば、とても洗練された大人に。
割とカジュアルなトップスでも、ホワイトショーツであればいつでもクリーンなイメージに仕上げてくれます。
¥36,300
guji
Contre Allee
ラフィアプレーントゥスリッポン
『他で見つけるのが難しいクォリティーのシューズだと思います。』
とても季節感があると同時にカチッと感もあるシューズと言いますか、ありそうでないバランスに仕上げられたContre Alleeのスリッポンシューズ。
リゾーティーな雰囲気とレザー系シューズのキリっとした感じの二つの要素が非常に上手く融合しており、ドレスからカジュアルまでのあらゆるスタイリングにすっと馴染んでくれる汎用性の高さもあるんですよね。
本当に他にはない魅力を持った素晴らしいシューズだと思います。
¥39,600
guji
気になる。