Wake up with Jacob Cohen vol.7
『イタリアを代表するラグジュアリーデニムブランドJACOB COHENの "人気の秘密"に迫る企画。再始動させてください...。 』
イタリアを代表するラグジュアリーデニムブランドとして、今やイタリア国内450のブティック、全世界ではなんと1500以上ものショップにて展開されるJACOB COHEN(ヤコブコーエン)。
ここ日本においても、ファションに並々ならぬ情熱を注ぐオーバーミドルの間で圧倒的な知名度と高い人気を誇る、いわばデニムジーンズ界のスーパースターなんです。
そんな同ブランドの"人気の秘密"に迫るべく(再)スタート!したコンテンツ、その名も...
『Wake up with Jacob Cohen』
こちらのコンテンツ、今読んでくださっている方々は「gujiの新企画スタートか!?」
と思われる方が大半だと思います、、それもその筈、、
実はこちらの企画、2019年の9月にスタートし 2020年4月で一旦終了を迎えております。
現在が2022年12月なので、2年と7ヶ月ほど空いてしまった企画なんです... が!、
gujiが力を入れてプッシュしている、イタリアのキングオブデニムブランドのコンテンツをこのままにして良いのか?......
こんなにも素晴らしいヤコブデニムコンテンツを眠らせておくのは非常にもったいないという事で、再始動する運びとなりました!
毎週のように JACOB COHEN のデニムを撮影し、毎週のように 出品し、そして毎週のようにヤコブブログを書いている ヤコブフリーカーなWEBスタッフがヤコブデニムの魅力をお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いします。
長い長いコンテンツの説明で終わってしまいますので早速本題に入りましょう。
今回の vol.7 では このコンテンツ、"空白"の2年7ヶ月の間にあった JACOB COHEN の変化についてスポットを当てて解説していきます。
な・ん・で・す・が... 実は過去にブログなどで たびたび解説している内容もあったり…。
ヤコブファンの方からすると「もう知ってるよ。」と言われてしまうかもしれませんが、
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
実はかなり最近なんですが2021年秋冬、JACOB COHENの中で大きな大きな変化がありまして、それが何かと言いますと...
デニム工場変更に伴った旧番号モデルの廃止
詳しい方でしたらご存知の通り、2003年のブランドの再建以来、ヤコブを二十数年に渡って支えてきた"モデルの番号"が、2021年秋冬をもって全て廃止。同時に"新モデル名"としてリニューアルされる事が発表されました。
ヤコブの旧2大モデルと言えば「J688」と「J622」。
J688 は BARD に変わり、
J622 は NICK に変わった______
と言った感じです。
詳しくはこちらの記事でご紹介しております。
かなり細かいですが、その他にも廃止、もしくは変更されたモデルがありまして...
・「PW.」(Previewラインの事で、付属品や梱包などを無くすことで、コストを下げ、価格を抑えているモデル)の廃止。
・番号の前についていた「TYPE」や「STYLE」の刺繍の廃止。(この辺である程度の年代が特定できたのですが...)
・ウールパンツモデルの「WOOL」と言う刺繍
・コンフォートモデルの「.C」の刺繍
・かなりレアですが「PRMJ」のプレミアムジーンズモデルの楕円型レザーパッチ。(今こちらのモデルを持っている方は大切になさってください!)
上記の細かい要素は全て廃止...
と言うよりかはいつの間にかフェードアウトしていたような、そんな感じです。
旧番号モデルから、新モデル名に変更したアイテム
旧ヤコブ品番で最も人気のあったベストファイブと言えば、後述する5品番ではないでしょうか?こちらの呼び名も変更されています。
・旧688 → BARD / バード
・旧622 → NICK / ニック
・旧620 → EDUARD / エデュアルト
・旧696 → CHRIS / クリス ※こちらに関しましては確認中です。
・旧6000番台 → NICOLAS / 二コラ (ショートパンツ)
今現在JACOB COHENで確認できているモデル名一欄
新ヤコブモデル名含めまして、今現在確認できているメンズのモデル名は15モデルです。本国では、もしかしたらこれより多いかも知れません。
・BARD / バード
・NICK / ニック
・BARD FAST / バードファスト
・NICK SLIM / ニックスリム
・ADAM / アダム
・BOBBY / ボビー
・CHUCK / チャック
・CHRIS / クリス
・EDUARD / エデュアルト
・FRANK / フランク
・SCOTTO / スコット
・LEONARD / レオナルド
・TRAVIS / トラヴィス
・ICIO / イチオ
・PHALLEL ACTIVE / ファレルアクティブ
上記の中には、まだ日本に入荷すらしていないモデルもありまして、どういったモデルかが分からないものもあります。
ちなみにレディースのモデルはメンズよりも遥かに多いんですよね。。。
ある程度は分かってはいますが、1.5倍程と... かなり多いので今回は割愛します(汗)
ハラコパッチデザインの変更
この変更が一番ファンの間では"衝撃"と言いますか、だいぶ変わったよね!な、要素かと思います。
旧ハラコパッチのデザインは、パッチの真ん中に大きな「J」のロゴが。
店頭スタッフの間では通称 "ビックJ" と言った呼ばれ方をしておりました。
そして変更後のデザインは「JACOB COHEN」とブランドの文字がフル記述に。ほんの気持ち程度ですが、落ち着いた印象になりましたね。
ちなみにパッチに使用されている革素材ですが、「ヤコブと言えばハラコパッチ。」と言う印象が強いですよね?
ブログでもハラコパッチが、、ハラコパッチが、、、と記述しておりますが、厳密には"ハラコレザー"ではありません。
数年前までは"ポニー"のレザーを使っておりまして、どの期かは分かりませんが いつの間にか"カーフ"レザーに切り替わっています。
そして文字の部分は合成皮革であることがほとんどです。
では、リミテッドエディションの金属ロゴはどうでしょうか?
旧リミテッドエディションのビックJは "ステンレススティール"製。
人気時計ブランド ROLEXやOMEGA のケース部分と同じ素材という事で有名ですが、新リミテッドエディションは、、、
ここは変わらず "ステンレススティール"製を貫いております!
デザインは変われど、ハイエンドクオリティは据え置きです。
よくお問い合わせを頂きますが、「メインラインエディション、プレミアムエディションに、時たま使われるメタルっぽいロゴは何製なのか。」
ですが、こちらに関しましては、"シルバーカラーのメッキ" でございます。
フロントボタンデザインの変更
こちらの項目に関しましては、、、かな〜り細かい... いえ、細かすぎるのでマニア向けの「おまけ」記事になります。
サラッと流していただいて結構です(汗)
上のタイトルにもある通り、実はフロントボタンのデザインも変更されています。
以前は"ビックJ"のロゴが主流でしたが工場変更になってからは、「JACOB COHEN」の文字も刻印されるようになりました。
芸がより一層細かくなりましたね。それもその筈、製作はイタリアの服飾パーツブランド「COBRAX」が担当しているからです。
総括
今回の Wake up with Jacob Cohen vol.7 では、新しくなったJACOB COHENの変更点や新要素を今までにないくらいに細かく解説させて頂きましたが、ヤコブフリーカーの私目線から言いますと、、、
「そこまで大きく変わったわけではない。」
と言うのが正直な感想でしょうか。
新モデル等は沢山ありますが、どこかしら旧番号モデルのマイナーチェンジであったりする事がほとんどなので、今までJACOB COHENデニムを愛用してくださっている方々、ヤコブデニムが大好きな方々は、そのまま現JACOB COHENのデニムを買い足していただいてもそこまで違いを感じることはあまり無いと思います。
変更点に関しましては、どこかしら寂しい...。と思う方もいれば、良くなったよね!モデル名が分かりやすくなったよね!と言うお声もあり、また新要素はブランドのアピールポイントとして、ファンを楽しませてくれる部分として日々進化し続けるのを皆さんに発信し続けれたらなと思います。
最後に
2年7ヶ月ぶりに再始動いたしました『Wake up with Jacob Cohen』 (vol.7)
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は既存モデルの"おさらい"新モデルの紹介等、コンテンツ自体が久々という事もあり 気合が入り過ぎて つい長ったらしくなってしまいました(汗)
今後は、ヤコブ展示会報告、新モデルの細かい解説や、実際にヤコブアイテムを使ったスタイリング等...
新企画を練りに練っておりますので期待してください!
それではまた...