Ring Jacketの魅力を探る
二度あることは三度ある・・・?
Ring Jacketの魅力をお伝えする特集も早くも第三回。
Ring Jacket座談会と題しまして二度語って頂いた敏腕セールスマネージャー笹本氏ナビゲートのもと、弊社代表の田野がRing Jacketファクトリーを訪ね、その魅力をお伝えさせて頂くその名も「Magical Factory Tour」。
Ring Jacketは魔法が掛かっているかのような極上の着心地で有名です。
仕立てにかけられた魔法がどのように職人の手から生み出されているかを田野が暴いて見せる企画・・・というわけではなく、「細部にまでこだわって作られたジャケット」が本当にどこまでこだわって作られているかということを笹本氏と工場長村上氏の解説のもと紐解いていきたいと思います。
Ring Jacketファクトリー探訪記
大阪府貝塚市某所にRing Jacketファクトリーはあった!!
田野:弊社代表田野(以下、田野):えらいクラシックな佇まいやな・・・。
敏腕セールスマネージャー笹本氏(以下、笹本):Ring Jacketが創業したのが1954年やから、築60年ですわ。
泉州は歴史的にも繊維産業が盛んな地域やったから、特にタオルとか有名なんやけど、多くの工場があったみたい・・・
やけど、今はかなり減ってるみたい。うちの工場もガワは結構古いけど、設備にはかなり投資をしてるから、機械はものすごくエエやつ揃ってるで!!
田野:窓からうっすら巻いてある生地が見えるなぁ。
笹本:まあ遠路はるばる着て頂いたということで、まずはお茶でも・・・。
田野:今日は宜しくお願い致します。
村上工場長(以下、工場長):こちらこそ宜しくお願い致します。
田野:しかし僕達みたいなのが工場を見学させて頂いて大丈夫ですか?お邪魔になったりとか・・・。
工場長:全然大丈夫ですよ。おかげさまで最近ブランドのクオリティが認知されてきたのか、こんな感じで見学に来られる小売店さんもちょこちょこいらっしゃるようになってきたし、実は海外から来られることも増えてきたところですわ。
笹本:Ring Jacketはヨーロッパや北米でも販売させてもらってるから、ありがたいことにじわじわと世界にクオリティが浸透してきてるねん。ちなみに今週は御社で3回目のご案内ですわ。先日も香港とニューヨークにお店を構えられているTHE ARMOURYさんが来られました。
田野:めっちゃ凄いですね!!工場長のトークがやけに達者だと思っていたんですが、そんなにご案内されているんですね!!
工場長:職人とはいえ、やっぱりトークも慣れてきますわな(笑)。
笹本:工場長は詩吟もやってはって、社内の慰安旅行でも披露される腕前なんやで!!
田野:詩吟ですか・・・!!
工場長:でもいくら頑張っても詩吟では食っていかれへんわ・・・(悲)。
ということで、本題の工場の方へ向かいました。
田野:青っ!!
笹本:今は春もののジャケットを縫ってるから、やっぱりこんな感じになるわな。でもぜんぜん一部やし、オリーブとかブラウンも結構いっぱいあるよ。
田野:あっ!!
田野:あれはもしや・・・!!
田野:やっぱり!!
笹本:気付かはりましたか・・・。そうです、御社からオーダー頂いたCARLO BARBERAの生地ですわ。
CARLO BARBERAとは・・・
イタリアのビエラ地区にて1949年創業した老舗であり、徹底した品質管理のもと、生産工程において職人的なマニュアル生産を取り入れた生産を続けている知る人ぞ知る生地メーカー。糸の生産から寝かし、織りのフィニッシュに至るまで徹底して自社で行うこだわりを持っている。
田野:やっぱりいいな〜、間違いなかったな!!めっちゃいい感じやん!!あれっ?
田野:なんかえらいウチのオーダーした生地があるんやけど・・・。もしかして、僕らが来るから合わせてつくってくれるという事前にサプライズ的な用意を・・・?
笹本:気付いてしまいましたか・・・。いえいえ、たまたまですよ。工場のライン作業があるし、いちいちそんなことしてたら納期が遅れてしまうんで、ほんまにたまたまですわ。田野ちゃんが"持ってる"んちゃいますか。
田野:やっぱり!!(笑)
笹本:まぁその辺は置いといて、まずはパターンから見ていきましょか。
田野:・・・。